吉方位・凶方位の種類

当サイトが判定している方位を、すべて一覧にしています。 流派によって扱いが分かれるものは、その旨を明記し、表示するかどうかを設定で切り替えられるようにしています。

はじめに — 凶方位優先という原則

吉方位にあたる星が回座していても、そこに五黄殺や破などの凶方位が重なっていれば、 その方位は吉方位としては使えません。吉と凶が重なったときは、凶を優先して読みます。

当サイトの方位盤では、二大凶方位を濃い灰色、その他の凶方位を薄い灰色、 吉方位を青系で塗り分けています。

二大凶方位

暗剣殺 あんけんさつ/全員共通

五黄殺の真反対の方位。突発的で強い不運が外からやってくる。

五黄土星の裏側にもその影響は回っています。「暗闇で剣に切りつけられる」という名のとおり、自分に落ち度がなくても、事故・病気・事件・他人の大失敗といった形で災いが降りかかります。五黄殺がじわじわと進むのに対し、暗剣殺は分かりやすい形で突然現れるため、体感としてはこちらのほうが恐ろしく感じられます。

どんな形で現れるか
戸締まりをしていたのに空き巣に入られる、歩道を歩いていて車にはねられるなど、自分では防ぎようのない出来事。引っ越しや長期の滞在で侵すと、原因不明の大病や大きな事故につながることもあると言われます。

避けられない事情があるなら、事前の方災除け祈祷は「したほうがいい」ではなく必須と考えてください。

五黄殺 ごおうさつ/全員共通

五黄土星が回座した方位。破壊と腐敗を司る、九星気学で最も強い凶方位のひとつ。

中宮に座る五黄土星は、古いものを腐らせ、壊し、土へ返したうえで新しいものへ再生させる働きを持ちます。本来は「破壊と再生」の力ですが、その作用があまりに強いため、まだ壊れるべきでないものまで腐らせ、衰えさせてしまうと考えます。また、八方位の区切り線から前後2度以内も五黄殺にあたります。地図上でちょうど境目にあたる場所へ向かうときは注意してください。

どんな形で現れるか
腐る、壊れる、衰える、停滞する、失う、行き詰まる。外から災難が降ってくるというより、自分自身の判断や行動で状況を悪くしてしまうのが特徴です。努力しているのに結果がすべて裏目に出て、取り返そうと動くほど泥沼になります。最初は小さな違和感だったものが放置され、時間をかけて内側から傷んでいくような現れ方をすることもあります。

侵してしまったと気づいたら、無理に取り返そうと大きく動かないこと。自分の判断が独りよがりになっていないか、いったん立ち止まって確かめてください。

強い凶方位

土用殺 どようさつ/全員共通

土用の期間中だけ現れる方位。五黄殺・暗剣殺・破が重なったような強い作用がある。

土用は立春・立夏・立秋・立冬の前およそ18日間で、季節の変わり目にあたります。春土用は辰(東南)、夏土用は未(南西)、秋土用は戌(北西)、冬土用は丑(北東)の方位が塞がります。方位は毎年同じで、期間だけが年ごとに数時間から一日ほど動きます。ゴールデンウィークや夏休みは土用と重なりやすいので、帰省や旅行の際は必ず確認してください。

どんな形で現れるか
五黄殺に近い、自滅的で回復に時間のかかる凶作用。

どうしても土用中に移動する必要があるときは、間日(まび)を選ぶと作用が軽くなります。間日はその日の十二支で決まり、春土用は巳・午・酉、夏土用は卯・辰・申、秋土用は未・酉・亥、冬土用は寅・卯・巳の日です。

水火殺 すいかさつ/全員共通

定位対冲のうち、一白水星と九紫火星が入れ替わる形。非常に強く反発しあう。

一白水星の定位は北、九紫火星の定位は南です。北に九紫火星が回る、あるいは南に一白水星が回ると、水と火が真正面からぶつかる形になります。さらに、年盤と月盤、月盤と日盤を見比べて、上の盤の一白(九紫)の位置に下の盤の九紫(一白)が重なる場合も水火殺とし、下の盤の側の凶方位として扱います。

どんな形で現れるか
大病、事故、けが、破局や別離、水難や火災、腎臓や心臓の病など、強く急な凶作用。

定位対冲そのものは扱わない流派もありますが、水火殺だけは軽く見ないでください。

四凶方位

月命殺 げつめいさつ/九星ごと(特に30歳未満)

自分の月命星が回座している方位。本命殺と同じ働きが、月命星について起こる。

30歳未満の方には大きな影響が出ますが、30歳を超えると作用はかなり緩やかになります。ただし現代と古代では判断の前提が違いますので、完全に無視はしないほうが無難です。家族全員の本命星と月命星をすべて満たす方位を取るのは現実には難しいため、そのときは割り切って本命星だけで判断します。

どんな形で現れるか
大人になってからは、精神面・感情面への影響として感じられます。

当サイトでは表示のオン・オフと、年齢による扱いを設定で変えられます。

月命的殺 げつめいてきさつ/九星ごと(特に30歳未満)

月命殺の真反対の方位。

月命殺と同じく、30歳未満のうちは重く見ます。感情面での揺れとして現れます。

どんな形で現れるか
気持ちが不安定になる、対人関係で誤解が生じる、意欲が続かない。

月命殺と合わせて確認してください。

本命殺 ほんめいさつ/九星ごと

自分の本命星が回座している方位。自分の氣が二重になり、増長してしまう。

自分が自分の位置にいるのだから悪くないように見えますが、これは灯台下暗しとして働きます。外から自分を眺められない状態になるため、自分本位な行動が増え、本命の氣がさらに重なることで、良さが高まるのではなく悪いところが強く出てしまいます。

どんな形で現れるか
プライドが邪魔をして余計な言動をする、意固地になる、信用を失うようなことを口にする、築いてきたものを自分で壊す、人が離れていく。肉体面への作用が強めに出ると言われます。

侵したあとは、自分の判断を人に確認してもらう機会を意識的に作ってください。

本命的殺 ほんめいてきさつ/九星ごと

本命殺の真反対の方位。精神面と人間関係に作用が出る。

本命殺が肉体面に出やすいのに対し、本命的殺は心と対人関係に強く働きます。自分で自分を律することができなくなり、穏やかさが失われます。

どんな形で現れるか
努力が実らない、乱暴な言動が増える、相手の立場を考えない発言をする、安易に物事を考えて努力できなくなる、人間関係が壊れる。

感情が動いたときに、即座に返事をしないと決めておくだけでも被害が減ります。

凶方位

破壊殺(歳破・月破・日破) はかいさつ/全員共通

その年・月・日の十二支の、真反対の方位。文字どおり「何かが破れる」。

年盤では歳破、月盤では月破、日盤では日破と呼びます。戌年ならその反対の辰の方位が歳破、申月ならその反対の寅が月破です。破壊殺は八方位ではなく十二支の12方位(30度区切り)で細かく見ます。たとえば南東には辰と巳の両方が入りますから、辰が歳破であれば南東に回座している九星が影響を受け、巳寄りは多少軽くなる、という読み方をします。

どんな形で現れるか
別離、契約破棄、争い、途中で立ち消えになる話など、成り立っていたものが破れる出来事。「今年に入ってから調子が悪い」というときは歳破を、「今月に入ってからついていない」というときは月破を侵していないか確かめてみてください。

年盤・月盤の破は影響が長く続きます。祐気取りを重ねて相殺してください。

殺気 さっき/九星ごと

自分の本命星を剋す五行の星が回座している方位。自分が「殺される」氣。

五行の相剋で、自分が抑えつけられる側になります。たとえば一白水星(水)にとって、水を剋す土の星(二黒・八白)が殺気です。

どんな形で現れるか
何をやっても自分の良いところが出ず、うまくいきません。やる気と自信が減退し、誰かや何かに負ける被害者の立場になりやすい方位です。

自分の本命星から見た殺気・死気の星は、覚えておくと日々の判断が速くなります。

死気 しき/九星ごと

自分の本命星が剋す五行の星が回座している方位。周囲を「死に至らしめる」氣。

五行の相剋で、自分が相手を抑えつける側になります。一見強そうに見えますが、力を消耗する形であり、加害者の立場に立たされます。

どんな形で現れるか
自分の言動が人を傷つける、結果として自分の立場が悪くなる、押し切ったことが後で問題になるなど、加害者的な立場から生じる不幸。

強く出られる場面ほど、あえて一歩引くことで難を避けられます。

小児殺 しょうにさつ/数え12歳以下の子ども

月盤にだけ現れる、子どものための凶方位。

その年の十二支によって、どの九星の方位が小児殺になるかが決まります。子・午年は八白、丑・未年は九紫、寅・申年は二黒、卯・酉年は三碧、辰・戌年は五黄、巳・亥年は六白の回座する方位です。年盤・日盤にはなく、月盤だけで見ます。

どんな形で現れるか
家庭にいる数え年12歳以下の子どもに影響が出るとされます。

家族旅行や引っ越しでは、大人の方位に加えてこの方位も確認してください。

定位対冲 ていいたいちゅう/全員共通

九星が、後天定位盤における本来の座の真反対に回座している状態。

たとえば三碧木星の本来の座は東ですが、それが西にあれば定位対冲です。本来の位置と正反対にいるため力が発揮できず、対立を生みます。扱わない流派もあるほど作用は緩やかですが、当サイトでは要注意として表示します。中宮が五黄土星の盤には定位対冲は起こらず、それ以外の盤では必ず一方位だけに現れます。

どんな形で現れるか
ゆるい「破」のような作用。話がかみ合わない、立場が逆転する、対立が生まれる。

表示するかどうかは設定で切り替えられます。流派に合わせてお使いください。

状態

八方塞がり はっぽうふさがり/九星ごと

自分の本命星が盤の中央(中宮)にある状態。方位ではなく、その期間の状態を表す。

中宮に入ると八方すべてが塞がるため、その年(月・日)は動いても手応えが得られにくくなります。同時に、本命殺・本命的殺・同会吉方は成立しません。

どんな形で現れるか
物事がとにかく進まない、頑張っても結果が出ない、八方どこへ向かっても手ごたえがない。

積極的に動く年ではなく、内を固める年と考えてください。学ぶ、整える、次の準備をするといった内向きの行動が実を結びます。

吉方位

吉方(比和) ひわ/九星ごと

自分の本命星と同じ五行の星が回座した方位。同じ性質が力を増幅する。

二黒土星(土)にとっては、同じ土の八白土星が比和です。自分自身の星は本命殺、五黄土星は五黄殺になるため、比和からは除きます。

どんな形で現れるか
同じ性質どうしが響き合い、力が増幅されます。自分の意志と周囲・環境が一致し、進めていることがそのまま前に進みます。

長所が増幅されるぶん、短所も強く出ます。自分の癖を知ったうえで使ってください。

最大吉方(生気) せいき/九星ごと

自分の本命星を生んでくれる五行の星が回座した方位。九星気学で最も強い吉方位。

一白水星(水)にとっては、水を生む金の星(六白・七赤)が生気です。母が子を育てるように、自分が育てられる関係にあたります。

どんな形で現れるか
周囲からの引き立てや援助に恵まれます。自分の意志に対して環境や人が協力的になり、良い助けが得られやすくなります。

同じ方位で年盤・月盤の吉方位を取るのは月に一回で十分です。一か月以内に二回行っても、二回ぶんの効果にはなりません。

吉方(退気) たいき/九星ごと

自分の本命星が生む五行の星が回座した方位。与えることで運が返ってくる。

一白水星(水)なら、水が生む木の星(三碧・四緑)が退気です。自分が相手を育てる関係にあたります。

どんな形で現れるか
周囲の人々や社会に尽くしたことが、陰徳として巡り巡って自分に返ってきます。人のために何かをしたときに、その影響が強く出るようになります。

出す一方になるので、体力と時間の配分だけは気をつけてください。

特別な吉方位

同会吉方 どうかいきっぽう/九星ごと

成立すれば効果が何倍にもなると言われる、条件のそろった吉方位。

調べ方は次のとおりです。(1) 調べたい盤で自分の本命星が回座している宮を探す。(2) 後天定位盤でその宮に本来ある星を「被同会星」とする。(3) 被同会星が本命星にとって相剋、または五黄土星なら不成立。(4) 調べたい盤で被同会星が回座している方位を見て、そこに凶方位が入っていなければ同会吉方が成立します。

どんな形で現れるか
通常の吉方位の何倍もの後押しが得られると言われます。ただし、成立した盤の、その方位・その星で取らなければ意味がありません。

毎年成立するとは限りません。成立した年は逃さないでください。

三合法 さんごうほう/九星ごと

同じ属性の十二支の方位を、3年以内にすべて吉方位で取って特定の開運効果を得る方法。

三合木局(卯・未・亥)は発展・成長・活力、三合火局(寅・午・戌)は出世・美容・発想力・頭脳明晰・芸能、三合金局(丑・巳・酉)は金運・事業運、三合水局(子・辰・申)は人間関係・家庭円満・良縁・引き立てをもたらすとされます。

どんな形で現れるか
三つそろって初めて働きます。盤は問いませんが、距離はできるだけそろえてください。

遠ければ遠いほど良いとされます。3年以内に三方位を取りきってください。

暦の吉神

月徳 げっとく/全員共通

その月の三合の五行の陽干にあたる方位に付く、暦の吉神。月盤で見ます。

寅午戌の月は丙(南)、申子辰の月は壬(北)、亥卯未の月は甲(東)、巳酉丑の月は庚(西)の方位です。第三者や背後からの助けを表します。

どんな形で現れるか
人づてに助けが入る、思わぬところから援護が来る。

旺の月(卯・午・酉・子)は月建と重なるため、独立した吉神としては数えない流派もあります。

生気方 せいきほう/全員共通

天道の真反対に現れる暦の吉神。万物を育てる氣を表します。

本命星から見た「生気(最大吉方)」とは別のもので、こちらは暦の側で決まる方位神です。この方位に向かって座ったり寝起きすると病難を避けられるとも言われます。

どんな形で現れるか
生命力が養われ、健康面での後押しが得られる。

流派によって扱いが分かれるため、当サイトでは補助的な表示にとどめています。

天道 てんどう/全員共通

三合の流れにそって巡る、暦の上での吉神。年盤・月盤で見ます。

その年(月)の十二支から、生・旺の支なら五つ目、墓の支なら九つ目にあたる支の方位に付きます。天が万物を育てる徳を表す方位とされ、吉方位と重なるとさらに後押しが強まります。

どんな形で現れるか
物事が自然に整い、無理のない形で進みます。

天道だけでは吉方位になりません。凶方位が重なっていれば使えません。

作用の増幅

太歳・月建・日辰 たいさい/げっけん/にっしん/全員共通

その年・月・日の十二支が回座している方位。凶方位ではありませんが、作用が強まります。

年盤では太歳、月盤では月建、日盤では日辰と呼びます。氣がとにかく強められている方位なので、吉凶を問わず作用が増幅されます。

どんな形で現れるか
吉方位で取れば強い吉作用が、凶方位で取れば強い凶作用が出ます。

良い方位なら積極的に、悪い方位なら人一倍慎重に。

方位盤の見方

盤の外側に成立している方位の名称を書き出し、盤そのものは三つの輪でできています。

盤の外 その方位に成立している吉方位・凶方位の名称を、重いものから並べています。 五つ以上ある方位では三つまで出し、残りは「ほか」としています。 すべての内訳は、判定表のほうでご確認ください。
いちばん外の輪 その方位に回座している九星。漢数字で示しています (一=一白水星、二=二黒土星…九=九紫火星)。
まん中の輪 十二支。四正(北・東・南・西)には一支、四隅には二支入ります。 破壊殺や太歳・月建・日辰にあたる支だけを、はっきり表示しています。
いちばん内の輪方位名(北・北東・東…)。
中央その盤の中宮に入る九星。
吉方位は青系(最大吉方・同会吉方が濃く、比和・退気の弱い吉方位が薄く)、 二大凶方位は濃い灰色、その他の凶方位は薄い灰色。

吉方位にあたる星が回っていても、凶方位が重なっていれば凶方位として表示します(凶方位優先)。

自分の吉方位を調べる 祐気取りの実践